
頬が、少し下がった。
口元の線が、輪郭までつながる。
ファンデを塗ると、逆に目立つ。
ひとつでも当てはまったら、ここの入り口かも。
朝きれいに整えても、夕方には線に沿ってファンデがよれる。頬のいちばん高い場所が、少しずつ下に移った気もする。線そのものより、顔を支える土台がゆるんできたサインです。

夕方だけ深いなら、乾燥。
朝からくっきりなら、土台。
今回は、土台の話。
まず、乾きの線か、土台の線かを分ける。
同じほうれい線でも、朝は薄く夕方だけ深くなるなら乾燥でしぼんでいるタイプ(→満たす)。朝からくっきり出ていて、頬の位置まで下がってきたなら、支える土台がゆるんでいるタイプ。この記事は、後者「土台がゆるんだ線」に向けた話です。

表面をなでても、土台は変わらない。
ハリは、肌の奥でつくられる。
そこが痩せて、線が落ち込む。
ハリは、表面じゃなく、肌の奥でつくられている。
肌は表面の角層と、その下の真皮でできている。ハリを生むコラーゲンは真皮側にあり、年齢とともに密度が下がると報告されている。土台が痩せれば皮膚は支えを失い、頬が下がって線が深く見える。表面をなでるだけの保湿では、この奥までは届かない。だから「塗ってるのに変わらない」が起きていました。

表面を足すより、土台を立て直す。
その代表が、レチノール。
届く場所が、違う。
見るべきは、表面じゃなく、奥の土台のほう。
奥の土台(ハリ)に着目した代表的な成分がレチノール。医薬部外品として「シワを改善する」範囲で承認された純粋レチノール配合の薬用化粧品もある。満たす(乾燥ケア)・流す(巡り)とは働きかける場所が違う。育てるは、そのうちの"奥の土台"を担当します。
育てる
満たす
流す

ちゃんと、塗ってた。
なのに、変わらない。
自分のケアを、疑った。
「塗ってるのに」って、いちばん凹むやつだった。
値段でもサボりでもなく、ちゃんと毎日塗ってた。なのに線は動かない。こうなると「私の肌がもうダメなのかな」と自分を責めがち。でも、たぶんそうじゃない。塗る場所(表面)と、変えたい場所(奥の土台)が、ずれていただけ。

塗ってた。でも、表面をなでてただけだった。
ハリは、肌の奥の土台でつくられる。
調べてみて、腑に落ちた。線が変わらなかったのは、続け方でも値段でもなく、届く場所が違っていたから。表面をうるおすケアはうるおすケアで要る。でも「支える土台」を立て直したいなら、奥に働きかける一手が別に要る。やることが「もっと頑張る」じゃなく「場所を変える」に変わると、少し楽になる。
"塗れば消える"じゃない。
土台を、育てるだけ。
レチノールは魔法じゃない。やってるのは土台づくり。
純粋レチノールは、使い始めに乾燥やピリつきが出ることがある。少量から、夜に、が基本。そして朝は紫外線対策をセットで。すぐ消える魔法ではなく、奥の土台をゆっくり育てるケアだから、数日で判断しない。合わないと感じたら無理せず休む。それも正しい使い方です。

頬の下がり、輪郭の線。
心当たりがあるなら、
奥の土台から。
疑うのを、自分のケアから、届く場所へ。
ちゃんと塗ってたのに変わらなかったなら、足りなかったのは努力じゃなく「奥に届く一手」。自分を責めるのをやめて、場所を変えるところから。
いちばん聞かれるやつ私ならどれを買うか。
エリクシール シュペリエル レチノパワー リンクルクリーム 医薬部外品/純粋レチノール配合のリンクルクリーム
表面じゃなく、奥の土台のハリに向けた一手。医薬部外品だから「シワを改善」まで言える。
No46.ピュアRTセラム 化粧品/純粋レチノール高濃度美容液
クリームより手前、美容液で純粋レチノールを取り入れる入り口。

効果の出方には個人差があります。医薬部外品はシワを改善する範囲で承認されたもので、消えることを保証するものではありません。気になる場合は皮ふ科への相談も検討してください。
肌の生まれ変わりには時間がかかるため、数日で判断せず、しばらく様子を見るのが一般的です。刺激を感じたら中止し、休みながら使ってください。
夕方だけ線が深いなら満たす、顔全体が重く疲れて見えるなら流す、朝からくっきりで頬も下がったなら育てる、が目安です。
働きかける場所が違うので組み合わせは可能です。ただしレチノールは刺激が出ることがあるので、一度にあれこれ足さず、まず1つから様子を見てください。
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